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地域別花粉症原因植物情報

花粉症原因植物の花粉飛散時期カレンダーと
花粉症専門医による解説が地域別にご覧いただけます。

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監修:佐藤 護人

東北における花粉症原因植物

原因植物の花粉飛散時期カレンダー

東北における花粉症原因植物

ハンノキ
スギ
ヒノキ
コナラ
カモガヤ
ガマ
ブタクサ
ヨモギ
ススキ
カナムグラ
セイタカアキノキリンソウ

※ このカレンダーは東北地方における一般的な飛散情報をご紹介しています。
飛散時期や飛散量は植物の自生状況やその年の気温などにより異なります。
また、植物により患者の発症例は異なります。

花粉の飛散時期

東北における花粉の種類は関東と大差はない。東北は南北に長く、太平洋側と日本海側で気候条件が違い一概には言えないが、花粉飛散時期のおおよその目安は、スギが3月~4月、カモガヤなどのイネ科は5月~6月、秋のヨモギ、ブタクサは8月~10月である。

地域での特色ある原因植物

カモガヤは明治に牧草として輸入され、現在も牛の飼料として牧草地で栽培されている。酪農地帯が有る東北では、これが空き地や道路沿い、河原に繁茂しているので、カモガヤ花粉症患者がスギ花粉症患者に次いで多い。特に通学路、校庭の周囲にも生えているので、小中学生、高校生にも多くみられる。
カモガヤ花粉の対策としてはメガネ、マスクの着用が有効であるが、スギの時期より暑くマスク着用は難しい。通学路や空き地、河原の早期の草刈りが強く望まれる。治療はスギ同様に早期の抗アレルギー薬が有効である。
患者数はカモガヤを1とすると、スギは1.5~4倍、秋のヨモギ、ブタクサは3/4倍で、複数の花粉に悩む人も少なくない。いずれもやや女性に多い傾向がある。

地域での特色ある原因植物

リンゴの栽培は東北が有名で、特に青森県は全国のリンゴ生産量の半分を占めている。リンゴの花粉は遠くに飛散しないので、栽培に携わる人以外では、隣接する人に稀に有るくらいで、職業性花粉症と言える。人力による人工交配作業を昆虫や器械による受粉に切り替えることにより花粉を浴びるのを減らすことができる。しかし、品種によるが5個のシベの全てに受粉しないとイビツなリンゴになり、人による確実な手作業は一部では続けられている。この場合は露出部分の少ない衣服、メガネ、マスクの着用が望ましい。

参考文献

  • 須藤守夫:東北地方の花粉症の地域特性 岩手県における花粉症の地域特性.アレルギーの臨床 13:157-159, 1993.
  • 袴田 勝:職業性花粉症.JOHNS 4:171-176,1988.
花粉症の初期療法

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